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執筆者: 高金 明典
胃切除後はカルシウム摂取量の減少やカルシウムおよびビタミンDの吸収障害により骨代謝異常をおこすことがある.
カルシウム摂取量低下により血清中のカルシウムが低下し,骨から血清へのカルシウム移動を促進し骨軟化症が出現する.また,加齢にともない骨粗鬆症が混在することもある.
骨の変形にともなう疼痛出現や筋力低下により歩行も不確実となる.
レントゲン写真上の変化,血清カルシウム値およびビタミンDの低下が認められる.
血清カルシウム,ビタミンD値や骨塩量測定などにより正確な診断をおこなう.
骨軟化症に準じ日光浴と運動によるビタミンDの生成とカルシウム,ビタミンDを多く含む食事,またカルシウム剤およびビタミンDの投与が有効である.骨変形の治療にはギプス固定による局所的治療も必要である.
早期診断,治療により症状の改善が見込まれるが,骨変形が進んだ状態では疼痛管理などの対症療法が主になる.
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ご自身の健康上の問題については、専門の医療機関とご相談ください。

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